2008年10月18日土曜日

諏訪神社とモン・サン・ミッシェル?

突然だが50年以上前にワープ!私は小学校は佐賀で入学、父親の転勤で長崎の上長崎小学校で小2-3の幼少時を過ごした。たまたま九州への出張があり、仕事を終えて、近くの長崎に立ち寄ることにした。学校の近くの、住んでいた家のあたりを歩いて見た。しかし、もはやそこは私の脳裏にある家と近所のイメージは、皆無となっていた。家のすぐ上が水源地だったが、見慣れないダムのような大きなコンクリートの壁となっていたし、家の前にあった蒲鉾屋も勿論無かった。昔は長崎港に水揚げされる新鮮な魚類で、作りたてのかまぼこ、竹輪を毎日のように買っていた。今でもその美味さが思い出されるのだが・・・。がっかりして駅へ戻る途中に、蛇踊りで有名な諏訪神社へ立ち寄った。すると!そこに見慣れた石の神社標がまず目に飛び込んで来た!そこから続く石の階段も、全く50年以上前の記憶と寸分変わらない世界がそこにあった!!・・・勿論境内の様子も昔と何も変わっていない!こんなに嬉しいことは無かった。こしてみると、神社仏閣は、半世紀程度の時を超えて変わらないことが希少価値になるのだ、としみじみ噛みしめて、帰阪の途についたのだった。比較的最近の話では、家内とフランスの世界遺産旅行へ行く機会があったが、シャンボール城や、人気抜群のモン・サン・ミッシェル城などは石造りであり、何世紀にも渡って変わらぬ姿が大切に保存されている。一朝一夕に作れない歴史を頑固に守り通して行く異文化に触れることも大切。他方、日本人の、過去に囚われずどんどん新しい物を作り出して行く国民性は進取の気性のおかげでもあり、別の次元で発展の原動力になった。しかし国際競争力を保つためとは言え、余りに速い変化には、これから本格化する高齢化社会で必然的に起きる問題を、常に予測して、それらに手を打ちながら進んで行くべきだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿